最近の区役所は、土曜日も開いているときありますが、婚姻届をどうしても提出したい日があって、それが日曜日や祝日、休日だった場合って受理してもらえるんですか?
婚姻届の受理は、365日24時間してもらえるよ!(場所によるけどね)だから、どうしても入籍日にしたい日が日曜日でも休日でも大丈夫!でも、注意したいポイントがあるから教えるわね!
日曜・祝日・夜間でも受理される?
婚姻届は、24時間、365日、日曜、祝日休日に受け付けてもらえます。
日曜や夜間は、警備室に預かってもらうことになります。
出張所などでは日曜、夜間受付をしていない場合もあるので事前に必ず確認しておきましょう。
書類に不備がなければ、婚姻届を提出した日が日曜であれ夜間であれ婚姻成立日となります。
婚姻届の提出場所は3箇所
婚姻届は、3つの場所で提出することができます。
- 結婚前の本籍地(彼・彼女のうちどちらでもOK)
- 新本籍地
- 所在地
日曜日に婚姻届を提出し、ちゃんと日曜日に受理されているか確認したい方は、婚姻届受理証明書がもらえます
ただし、有料です。
婚姻届を提出する際に必要なもの
- 証人ありの婚姻届
- 印鑑(彼・彼女(旧姓))→ゴム印やスタンプ印は不可
- 本人確認書類(パスポート・運転免許証・マイナンバーカードなど)
- 戸籍謄本
- 黒ペン
婚姻届を日曜、夜間、平日に提出する際に必要なものはこれだけです。
日曜に婚姻届提出の際に不備になりがちなポイント
婚姻届は、不備さえなければ日曜でも祝日でも休日でも受理してもらえるんです。
なので、どうしても入籍日にこだわっていて、「その日が日曜日でどうしよー」って悩んでいる人は婚姻届に不備がないかきちんと事前にチェックしておくことがポイントです。
戸籍謄本の提出不備
日曜、夜間に婚姻届提出する際の不備で注意したいのが戸籍謄本です。
婚姻届を提出する場所が本籍地と同じであれば、戸籍謄本を取得する必要はありません。
本籍地が異なる場合に戸籍謄本は取得しましょう。
本籍地が今住んでいる場所と異なる場合は、本籍地の区役所まで取りに行くか郵送でも取り寄せることは可能なので、あなたの本籍地に問い合わせてみましょう。
郵送で取り寄せる場合は、役所のホームページより申請書をダウンロードしたり、本人確認書類をコピーして送る必要があります。
戸籍謄本が手元に届くまでだいたい約2週間ほどかかります。
婚姻届で間違いやすい(不備になり受理されない)箇所
川崎市婚姻届の手続き方法のページより画像引用
実際に婚姻届を記入する際に、不備になり受理してもらえなかった方が多かった箇所を例にとって説明します。
- 彼女(妻)の名前を記入する欄には、苗字は旧姓で書く
- 彼(夫)彼女(妻)のどちらの氏を名乗るか決めておく
- 証人欄は必ず2名の署名が必要
早めに婚姻届を入手しても証人欄が埋められていなければ受理してもらえないので、早めに決めてお願いしておきましょう。 - 証人してもらう人の姓が同姓の場合は異なる印鑑を押す
- 再婚の方は、直前の離婚した年月日を記入する
日曜に必ず受理してもらえる方法
「不備がないか自分で確認しただけでは心配」という方は、必ず婚姻届を提出する日曜の前と提出後にして欲しいことがあります。
提出前に役所でチェックしてもらう
確実に婚姻届に不備がなく受理してもらいたければ、平日または土曜日に役所に出向き、婚姻届に不備がないかチェックしてもらってください。
事前にチェックしてもらうことで婚姻届を受理してもらう確率はグッと上がります。
受理されているか後日確認をする
日曜に婚姻届を提出する場所は、警備室になる場合が多く、いくら「不備がないように十分にチェックしたけど、なんか不安…」という方は、月曜日に電話で確認するといいでしょう。
不備があった場合に役所が行っていることは?
- 極めて軽微な不備の場合は、後日役所から電話確認される
- 届出人に訂正依頼を行う(再度窓口に訪問する必要ありなど)
- 極めて重大な不備の場合は、「追完届」という別の届出を提出する必要がある
- 法的不備の場合は、不受理処分とされる